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アヒージョとは?おいしく作るコツや基本のレシピをご紹介

アヒージョとは

アヒージョとは、オリーブオイルとにんにくで食材を煮込む料理のことです。

スペインの小皿料理「タパス」のひとつで、スペインのバルで提供される定番の料理です。

アヒージョとは、スペイン語で「刻んだにんにく」という意味があり、本場では「食材名+アヒージョ」が料理名として使われています。

この記事では、アヒージョについて詳しく解説します。

本場の食べ方からおいしく作るコツ、おすすめレシピまで詳しくお伝えします。

アヒージョの基本的な作り方

アヒージョは、オリーブオイルににんにく、鷹の爪、食材を加え、味付けは塩だけというシンプルな料理です。

本場のスペインではカスエラという耐熱陶器皿を使うことが多いですが、小鍋やスキレットなど直火調理できるもので代用するのもよいでしょう。

材料(2人分)

  • オリーブオイル:大さじ4
  • にんにく:4かけ(薄切り)
  • 鷹の爪:1本(輪切り)
  • 塩:少々
  • 食材:お好みで(例:えび、かき、たこ、あさり、鶏肉、豚肉、牛肉、ベーコン、ソーセージ、きのこ、トマトなど)

作り方

  1. 食材の下処理をする。魚介類や野菜は水気を拭き取る。肉類は一口大に切る。下ゆでや下味をつける場合は、水気を拭き取る。
  2. 小鍋やスキレットにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れ、弱火で温める。にんにくが色づき始めたら、食材を入れる。火の通りにくい食材から入れるとよい。
  3. 弱火でじっくりと煮込む。食材に火が通ったら、塩で味を調える。
  4. 熱いうちに器に盛り付ける。オイルも一緒に入れる。バゲットやチュロスを添える。




アヒージョに使う具材のおすすめ

アヒージョに使う具材には特に決まりはなく、どんな具材を入れてもOKです。

定番は海鮮具材で、えびやかき、たこやあさりが人気です。

肉類が食べたいときは、鶏肉や豚肉、牛肉のほか、ベーコンやソーセージなどの加工品も手軽でおすすめです。

野菜はきのこやトマトがよく合い、海鮮や肉類と一緒に入れると、彩りもよく豪華なひと皿ができあがります。

隠し味にアンチョビを入れるアレンジバージョンもあり、オイルにアンチョビの旨味が染み込み最後までおいしく食べられますよ。

えびのアヒージョ

アヒージョの定番であるえびのアヒージョは、えびの甘みとプリプリの食感が楽しめる料理です。

えびは殻付きのものを使うと、殻の旨味がオイルに移ります。

殻をむいて食べるのが面倒な場合は、殻をむいてから下味をつけてもよいでしょう。

かきのアヒージョ

かきのアヒージョは、かきの濃厚な旨味とオリーブオイルの相性が抜群の料理です。

かきは生のものを使うと、ぷりぷりの食感が楽しめます。

火を通しすぎないように注意しましょう。

たこのアヒージョ

たこのアヒージョは、たこの歯ごたえとオリーブオイルの香りがマッチする料理です。

たこはゆでだこを使うと手軽に作れます。トマトやパプリカなどの野菜を加えると、色鮮やかに仕上がります。

あさりのアヒージョ

あさりのアヒージョは、あさりの磯の香りとオリーブオイルの風味が合わさる料理です。

あさりは砂抜きをしてから使いましょう。

あさりの身が開いたら火を止めるのがポイントです。

鶏肉のアヒージョ

鶏肉のアヒージョは、鶏肉のジューシーさとオリーブオイルのコクが味わえる料理です。

鶏肉はもも肉やささみ肉などを使います。

下味をつけてから煮込むと、より味がしみ込みます。

豚肉のアヒージョ

豚肉のアヒージョは、豚肉の旨味とオリーブオイルの香ばしさが楽しめる料理です。

豚肉は薄切り肉や角切り肉などを使います。

下味をつけてから煮込むと、より味がしみ込みます。

牛肉のアヒージョ

牛肉のアヒージョは、牛肉の柔らかさとオリーブオイルの深みが味わえる料理です。

牛肉は赤身肉や霜降り肉などを使います。

下味をつけてから煮込むと、より味がしみ込みます。

ベーコンのアヒージョ

ベーコンのアヒージョは、ベーコンの香ばしさとオリーブオイルの風味が楽しめる料理です。

ベーコンは薄切りや角切りなどを使います。

下味をつける必要はありません。

ソーセージのアヒージョ

ソーセージのアヒージョは、ソーセージのジューシーさとオリーブオイルのコクが味わえる料理です。

ソーセージはウインナーやチョリソーなどを使います。

下味をつける必要はありません。

きのこのアヒージョ

きのこのアヒージョは、きのこの旨味とオリーブオイルの香りが合わさる料理です。

きのこはエリンギやマイタケ、エノキなどを使います。

水気を拭き取ってから煮込みましょう。

トマトのアヒージョ

トマトのアヒージョは、トマトの酸味とオリーブオイルの甘みがマッチする料理です。

トマトはミニトマトやプチトマトなどを使います。

皮をむく必要はありません。




アヒージョの本場の食べ方

アヒージョは、本場のスペインでは、バルで提供される小皿料理「タパス」のひとつです。

タパスは、ワインやビールなどのお酒と一緒に楽しむおつまみのようなもので、色々な種類があります。

アヒージョは、オイルが熱いうちに食べるのがポイントです。

オイルに浸したバゲットやチュロスという揚げパンを食べるのが一般的です。

オイルには、にんにくや鷹の爪、食材の旨味が溶け込んでいるので、最後まで残さずに食べましょう。

アヒージョのおいしく作るコツ

アヒージョは、シンプルな料理なので、材料や火加減に気をつけることが大切です。

以下に、アヒージョのおいしく作るコツをいくつかご紹介します。

 

オリーブオイルエキストラバージンオイルを使うと、香りがよくなります。オイルの量は、食材が浸かるくらいにしましょう。
にんにくにんにくは、薄切りにすると、オイルに香りが移りやすくなります。にんにくの量は、好みに応じて調整しましょう。
鷹の爪鷹の爪は、辛さを加える役割をします。辛いのが苦手な場合は、種を取り除いたり、入れないで作ってもよいでしょう。
塩は、食材に火が通った後に加えると、味がしょっぱくなりすぎないでしょう。塩の量は、少しずつ加えて味見をしながら調整しましょう。
火加減火加減は、弱火でじっくりと煮込むのがコツです。強火で煮込むと、オイルが煙ったり、食材が固くなったりします。
食材食材は、火の通りにくいものから入れると、均等に火が通ります。魚介類は、殻付きのものを使うと、旨味が逃げないでしょう。

アヒージョとは?おいしく作るコツや基本のレシピをご紹介!まとめ

アヒージョとは、オリーブオイルとにんにくで食材を煮込む料理のことです。

スペインの小皿料理「タパス」のひとつで、スペインのバルで提供される定番の料理です。

アヒージョに使う具材には特に決まりはなく、どんな具材を入れてもOKです。

定番は海鮮具材で、えびやかき、たこやあさりが人気です。

肉類が食べたいときは、鶏肉や豚肉、牛肉のほか、ベーコンやソーセージなどの加工品も手軽でおすすめです。

野菜はきのこやトマトがよく合い、海鮮や肉類と一緒に入れると、彩りもよく豪華なひと皿ができあがります。

アヒージョは、オイルが熱いうちに食べるのがポイントです。

オイルに浸したバゲットやチュロスという揚げパンを食べるのが一般的です。

オイルには、にんにくや鷹の爪、食材の旨味が溶け込んでいるので、最後まで残さずに食べましょう。

アヒージョは、シンプルな料理なので、材料や火加減に気をつけることが大切です。

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